2011/11/20 1:16
昨日、乱を見たのに感想を書き忘れていたので書きます。
乱
監督:黒沢明
公開:1985年
良かった点
・戦国時代の戦い方の勉強になる
・構図がとてもキレイで、CGで作ったみたいに人、カメラ、背景が動いているように見える(意図した通りの動き、絵になっているように思える)
・戦いのシーンの迫力がすごい。あれは実写で実際に人と馬を動かさないと出ない迫力だと思うので、CGではまるで敵わない
・制作費がとてもかけられている
・予想を裏切る
・背景、撮影している場所がその時代の物に見える
・殺し合う事の虚しさを改めて実感できる
悪かった点
というか悪かった点だなんて書くのはとってもとっても恐いのですが、これはあくまで一個人の感想ですごめんなさい。
・血の赤色が鮮やか
・バッドエンドといえど、どこかに救いがほしかった(私はハッピーエンド好きだから)
・馬がかわいそう
総合
★★★★☆←ごめんなさい。
映画の演出を勉強する上ではこの上なく素晴らしい作品なんだろうなー。
でも普通に見るだけだと、話の虚しさが大き過ぎてもう見たくないとしか思えないんです。これは私の好みの問題だとは思いますが。
資料とし見るべき所が沢山ありました。特に馬に乗っている所とか歩兵の動き方とか。
誰かに、「このシーンはこういった意図でこうなっているんだ」とか、そういった話を聞きたいです。
そして誰か、黒沢監督の作ったハッピーエンドを教えて下さい。それなら何度も見て研究できる。
三郎いいやつだった
ぉゃすみかん